【C芽】ひとこと科学 59(シリーズ・お空の下ではー子ども向けー vol.14)
- 2023.06.14
- まなサポブログ
みなさん、こんにちは。
中高生は期末テストの時期になってきましたね。
定期テストのとき、どうしても全部まんべんなく勉強しなきゃ!ってなっていませんか?
もちろん、それも大切ですが、「この分は絶対全問正解する!」と「強み」をつくることも大切です。
絶対的に自信のある単元や分野をつくっておくことで、心の余裕ができます。
ぜひ、皆さんも心がけてみてくださいね^^
私の方は今月1日からチャレンジしてきた生まれた境遇に左右されることなく、すべての子どもたちに質の高い学びを届けるためのクラウドファンディングプロジェクト、明日でちょうど半分が過ぎようとしています(汗
届けたい子どもたちに学びの機会を届けていくためには、まだまだみなさんの応援が必要です!
ぜひ、以下よりプロジェクトページをご覧いただき、応援いただけますと幸いです。
https://rescuex.jp/project/65426
この期間は、Facebookライブにも力を入れており、そのアーカイブを学びの芽育のYoutube チャンネルにもアップしています。
こちらよりぜひご覧いただき、ぜ応援よろしくお願いします。
https://www.youtube.com/@user-um3rp3gj3f
それでは、前置きが長くなってしまいましたが、今回も前回に引き続き、科学者の先生方などの「言葉」を届ける取り組み「ひとこと科学」から、松田先生の人気シリーズ「お空シリーズー子ども向けー」です。
以前、お届けしていた大人向けの分とぜひぜひ読み比べてみてください^^
★今回の投稿★
〈タイトル〉
お空の下では-子ども向けー vol.14
〈本文〉
藩の赤字解消のためには支出を切り詰めるだけではだめで、経済を振興させて収入を増やすことが欠かせません。
江戸時代に藩財政を立て直した例はいくつかありますが、いずれも特産品の生産を奨励して江戸や大坂などの消費地で稼ぐというものです。
大野藩ではさらに積極的でした。
煙草、生糸、麻、漆や面谷鉱山の銅、金銀などの特産品がありましたが、安政2年(1855年)に大野屋という藩が直営する店を大坂に開設したのを皮切りに、翌年には函館と織田村に、さらに全国に次々に大野屋を開設していきました。
扱う商品も大野の特産品に限らず、北海道の昆布や干物などその地域の特産品も扱うなど交易により大きな利益を得たようです。
いわば藩が直営するチェーンストアをセブンイレブンよりも遥か100年も前の時代に作り、金融や輸送も手がけました。
ここでの利益は藩の借金返済に大きく貢献したようです。
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*前回までの記事は以下からご覧いただけます。
3月15日「お空の下では-子ども向けー vol.1」
3月22日「お空の下では-子ども向けー vol.2」
3月29日「お空の下では-子ども向けー vol.3」
4月5日「お空の下では-子ども向けー vol.4」
4月12日「お空の下では-子ども向けー vol.5」
4月19日「お空の下では-子ども向けー vol.6」
4月26日「お空の下では-子ども向けー vol.7」
5月3日「お空の下では-子ども向けー vol.8」
5月10日「お空の下では-子ども向けー vol.9」
5月17日「お空の下では-子ども向けー vol.10」
5月24日「お空の下では-子ども向けー vol.11」
5月31日「お空の下では-子ども向けー vol.12」
6月7日「お空の下では-子ども向けー vol.13」
【投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】
1945年生まれ・京都大学出身・工学博士
原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任
専門は核融合炉システム
【「ひとこと科学」について】
専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。
科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。
https://blog.manabinomake.net/?p=822
*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について
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