【C芽】ひとこと科学 52(シリーズ・お空の下ではー子ども向けー vol.7)

【C芽】ひとこと科学 52(シリーズ・お空の下ではー子ども向けー vol.7)

 みなさん、こんにちは。

 早いものでもうすぐゴールデンウィークですね!

GWの計画は立てましたか?

遊ぶときは遊ぶ!勉強するときは勉強する^^

メリハリをつけた習慣を意識してみましょう♪

 それでは、今回も前回に引き続き、科学者の先生方などの「言葉」を届ける取り組み「ひとこと科学」から、松田先生の人気シリーズ「お空シリーズー子ども向けー」です。

以前、お届けしていた大人向けの分とぜひぜひ読み比べてみてください^^

ぜひ、このGW中に前の分も読み返してみてくれるとうれしいです^^

★今回の投稿★

〈タイトル〉

お空の下では-子ども向けー vol.7

〈本文〉

 凍るときの雪の力は凄いことを示しましたが、もうひとつ見つけたことがあります。

最近はあまり見慣れませんが、小学校や中学校の校庭には必ず鉄棒がありました。

高さが違うものが繋がって並んでおり、上手になるとだんだん高い鉄棒を目指していったものです。

鉄棒の鉄はめったなことでは折れたり、曲がったりしない丈夫な鉄パイプでできています。

S38年豪雪の時、校庭は一面雪の原で凍れる日には孫悟空になれました。

鉄棒の高さは高くても2.5メートルくらいなのでもちろん雪の下に埋もれています。

さて、春に向かって雪がだんだん溶けてくると、鉄棒が雪面から現れてきます。

鉄棒はどんな姿で現れたでしょうか?

残念ながらスマホでカシャはなかったので記憶を頼りにスケッチしました。

積雪は3メートルを超えたので、鉄棒は雪に埋まって見えません。

雪解けになって現れたのはスケッチのように飴のように曲がった鉄棒でした。

★次回、「どのような力の大きさで曲がったのか?」松田先生がその謎を解き明かしてくれます!^^

次回までぜひ皆さんも考えてみてくださいね^^

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*前回までの記事は以下からご覧いただけます。

3月15日「お空の下では-子ども向けー vol.1」

3月22日「お空の下では-子ども向けー vol.2」

3月29日「お空の下では-子ども向けー vol.3」

4月5日「お空の下では-子ども向けー vol.4」

4月12日「お空の下では-子ども向けー vol.5」

4月19日「お空の下では-子ども向けー vol.6」

投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】

1945年生まれ・京都大学出身・工学博士

原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任

専門は核融合炉システム

【「ひとこと科学」について】

専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。

https://blog.manabinomake.net/?p=822



*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について

https://blog.manabinomake.net/?p=5