【C芽】ひとこと科学 51(シリーズ・お空の下ではー子ども向けー vol.6)

【C芽】ひとこと科学 51(シリーズ・お空の下ではー子ども向けー vol.6)

 みなさん、こんにちは。

4月も後半に入り、学びの芽育にも続々と新しいお友達が入ってくれています^^

みなさんは新しいクラスや先生には慣れましたか?

学びの芽育は、どんなときもみなさんにそっと寄り添える存在でいたいと思っています。

今年度も遠慮なく声をかけてくださいね^^

今年度は学びの芽育生が主催するオリジナル企画にも力を入れていきます。

ぜひ、そちらもお楽しみに^^

 それでは、今回も前回に引き続き、科学者の先生方などの「言葉」を届ける取り組み「ひとこと科学」から、松田先生の人気シリーズ「お空シリーズー子ども向けー」で、少し前の冬を思い出しながら読んでみてください。

以前、お届けしていた大人向けの分とぜひぜひ読み比べてみてください^^

★今回の投稿★

〈タイトル〉

お空の下では-子ども向けー vol.6

〈本文〉

 昭和38年豪雪の時は大野盆地は1か月以上、車も電車も動かなくなり孤立していました。

学校も臨時休校が続きます。

最後に自衛隊が除雪に来てくれるまでの間、郵便物も滞りました。

が、速達だけは郵便局の人が数日に一度だけ徒歩で30km離れた福井まで雪崩を避けながら川沿いを運んでくれたと聞きました。

その後自衛隊が来てくれたのでヘリコプターが運んでくれたのかも知れません。

屋根から降ろした雪が夜になってしばる(凍る)ときの力は大変なものです。

雪が凍る時に体積が小さくなり下向きの力として働きます。

降ろした雪の高さが高くなり、屋根と続いてしまうことがよくありますが、雪で続かないように切っておくことが大事だと言われてきました。

実際、工場などで屋根の軒が50cmほどへし折られているのを見たことが何度かあります。

――――――――――

*前回までの記事は以下からご覧いただけます。

3月15日「お空の下では-子ども向けー vol.1」

3月22日「お空の下では-子ども向けー vol.2」

3月29日「お空の下では-子ども向けー vol.3」

4月5日「お空の下では-子ども向けー vol.4」

4月12日「お空の下では-子ども向けー vol.5」

投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】

1945年生まれ・京都大学出身・工学博士

原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任

専門は核融合炉システム

【「ひとこと科学」について】

専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。

https://blog.manabinomake.net/?p=822



*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について

https://blog.manabinomake.net/?p=5