【C芽】ひとこと科学93「小鳥からの贈り物ー小鳥の贈り物、風の贈り物ー」

【C芽】ひとこと科学93「小鳥からの贈り物ー小鳥の贈り物、風の贈り物ー」

 みなさん、こんにちは。

いよいよ新学期のスタートですね。

新しい生活にもたくさんの「贈り物」が届くことを願って、今回も松田先生からの「小鳥からの贈り物」の続きです。

身のまわりりにある「普通のこと」にも「なんでなんで」を感じて見つけて、考えて、調べて、答えを発見して、それを立証する、

「問を立てる→思考する→発見する→エビデンスを取る」

この循環を「ひとこと科学」の記事を使って、この1年も、皆さんの身近なところでぜひ実践してくださいね^^

★今回の投稿★

〈タイトル〉

小鳥からの贈り物(その2)ー小鳥の贈り物、風の贈り物ー

〈本文〉

 ここにも小鳥からの贈り物がありました。

この夏(2023年)、階段横の電柱脇からユリが一輪咲きました。

何故ここに?

小鳥がこんな狭いところに入ってトイレするわけではありません。

わかりましたか?

電柱と上部は電線や通信ケーブルが分岐する場所となっているので、小鳥にとっては止まり木の役目を果たしています。

ちょっと一休み。ついでにぴゅー。

真下で捨てられた種はしぶとく根を張り立派に成長しました。

 猛暑が過ぎ、お彼岸となったのに今年は花が咲かないのかと思っていたら、10日ほど遅れて芽を出し、あっという間に咲きだしました。

彼岸花です。

ただし、種は風が運んでくれたものと思っていたところ、花が終わったら実を付けだしたので、これも小鳥が運んできて根付き、多年生なので株から増えたたようです。

道路を隔てた隣家が彼岸花を育てていたので近距離宅配便で。

写真1 小鳥からの届け物。
最近流行の軒先渡しです。
写真2 風の贈り物。 
 今年は遅い、遅い、もう咲かないのかと言っていたら、遅ればせながら咲きました。お詫びのつもりなのか、例年より花数が3割ほど多い印象です。
 言い訳はいいから来年からはちゃんと間に合うように咲くのですよと伝えておきました。

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前回の記事「小鳥からの贈り物」(3月27日)

投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】

1945年生まれ・京都大学出身・工学博士

原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任

専門は核融合炉システム

【「ひとこと科学」について】

専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。

https://blog.manabinomake.net/?p=822



*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について

https://blog.manabinomake.net/?p=52