【C芽】ひとこと科学 40(シリーズ・お空の下では9)
- 2023.02.01
- まなサポブログ

みなさん、こんにちは。
2023年が始まって1ヶ月経ってしまいました。
早いですね。皆さんはどんな2023年を送っていますか?
私は、この3月に大学院を卒業(修了)するために修士論文の最後の審査会を控えてドキドキしているところです。
ところで、科学者の先生方などの「言葉」を届ける取り組み「ひとこと科学」から、今回は長編連載になってきた松田先生の人気シリーズ「お空シリーズ」の続編です。
前回までの分と合わせてぜひお読みいただけたらうれしいです^^
実は、松田先生、このお空シリーズを子どもたちにもっとわかりやすく・・・と子どもたち向けに書き直した原稿もくださってるんです!
子ども向けも随時、配信していきますので、ぜひ見比べて読んでみてくださいね^^
★今回の投稿★
〈タイトル〉
お空の下では(9)
〈本文〉
藩の財政改革を行うには志を持ったリーダーが欠かせません。
大野藩の成功は土井利忠公が藩主となったことが始まりだったと考えられます。
利忠公がまだ8歳のとき宗家である常陸古河藩主の土井利位が後見役を引き受け、その家老であった鷹見忠常に天文・地理や蘭学に学んだことが大きいといわれています。
つまり広い視野を持つようエリート教育を受けていることです。
そして藩主として大野藩に入ってきた19歳の時(1829年)には大野藩は大きな借金を抱え、最初に取り組まなければならなかったのは藩政改革でした。
利忠公が最初に取り組んだのは因習に固執する家老たちを更迭し、下級武士であった有能な若い人材の登用でした。
これは目的を共有する人材の発掘です。
そして財政の立て直しを図るため1842年には家臣全員を集めて「更始の令」という厳しい決意表明を発し、藩主自ら粗食・倹約に努め、武士の俸給は3分の2に減額、領民にも倹約を求め支出を減らしました。
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*前回までの記事は以下からご覧いただけます。
7月27日「お空に乗って」
https://blog.manabinomake.net/?p=920
8月10日「お空に乗って(続編)ーお空の下ではー」
https://blog.manabinomake.net/?p=930
8月24日「お空の下では(2)」
https://blog.manabinomake.net/?p=981
8月31日「お空の下では(3)」
https://blog.manabinomake.net/?p=989
9月7日「お空の下では(4)」
9月14日「お空の下では(5)」
10月19日「お空の下では(6)」
10月26日「お空の下では(7)」
12月14日「お空の下では(8)」
【投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】
1945年生まれ・京都大学出身・工学博士
原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任
専門は核融合炉システム
【「ひとこと科学」について】
専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。
科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。
https://blog.manabinomake.net/?p=822
*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について
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