【C芽】ひとこと科学 39「神話の科学(3)」

【C芽】ひとこと科学 39「神話の科学(3)」

みなさん、こんにちは。

今回はお正月明けに2回投稿してきた加藤先生の「神話の科学」のつづきをお届けします。

加藤先生や山崎先生、科学者の先生方が普段、科学以外のどんなことに興味を持っているのか

そういうことにふれるきっかけにもなればと思っています。

★今回の投稿★

〈タイトル〉

神話の科学(3)

〈本文〉

 極度の足の疲労で「足が三重になる」話は、私もこの話を知った小学校低学年時代から疑問でしたが、2度その現象を目で見て納得した事件があります。

①勤め先があった東京都武蔵村山市の駅伝大会で(私も職場の研究所チームで出ました)、地元の高齢者(50歳位か)が、実力以上に無理に若者と競り合ってきて、引継ぎ直前に足が(真ん前から見ていて)左右に交差するように見えました。

気が焦るけどほとんど前に進めなくなっていました。

腰が落ち右足が左へ着地し、左足が右へ着地する極端なX字状でした。まるで足で縄をなっているように見えました。

「これが三重の如くなりぬだ!」と感じました。

極端な筋肉疲労だと思います。

②20年ほど前の箱根駅伝で途中棄権した選手(多分、山梨学院大学)の選手が急に減速して行き、それでも無理に走ろうとして同じような状態になっていました。

神話の作り話では無いようです。

物理学者は別の疑問を送ってきました。

「伊吹山から三重村まではかなり離れており(今調べましたら70-80km)、なかなか四日市市とはイメージがつながりませんでした」。 具体的な数値の裏付けを採るという科学的態度に感心しました。

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*前回の記事は以下からご覧いただけます。

1月4日「神話の科学(1)」

1月18日「神話の科学(2)」

https://blog.manabinomake.net/?p=1380

投稿者:加藤茂孝先生プロフィール】

1942年生まれ・東京大学出身・理学博士

国立感染症研究所室長、日本ワクチン学会理事、米国疾病対策センター(CDC)客員研究員などを歴任

【「ひとこと科学」について】

専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。

https://blog.manabinomake.net/?p=822



*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について

https://blog.manabinomake.net/?p=528