【C芽】ひとこと科学 36「神話の科学」
- 2023.01.04
- まなサポブログ
みなさん、明けましておめでとうございます。
皆さんはどんなお正月を過ごしましたか?
お正月と言えば、神社に初詣に行ったり、そこで神様にいろんなお願い事をしたりする人もいるのではないでしょうか?
そんな「神様」にかかわるお話を合計3回の連載でお届けします。
CAS talkの加藤茂孝先生(ウイルス学者)からの投稿です。
今回はちょっと加藤先生の子どもの頃を垣間見れるかもしれませんよ^^
★今回の投稿★
〈タイトル〉
神話の科学(1)
〈本文〉
幼い頃、神話好きだった少年が、ウイルス学者となった今考えている事です。
私は三重県の北部の四日市出身です。
江戸時代までは日本は66の国に分かれていましたが、現在の三重県は伊勢、伊賀、志摩、そして紀伊(の1/3)と、都道府県で最多の国の数を含んでいます。
この文章を書こうと思ったのは、facebookに載った物理学者・山崎泰規さんの文章からです。
「半世紀前にタイムスリップ!: 厚紙の切符に改札鋏
いろいろなめぐりあわせで、ここしばらく三重県四日市市下海老町のお医者お二人に大変お世話になっている。
先日診察してもらった帰り、少し時間があったので、野鳥狙いもあって朝明川を平津駅まで下り、三岐鉄道に乗った。
無人駅かと早とちりしたが、さにあらず。
駅員風ではない女性が駅番をしていて、行き先を告げると厚紙の切符を取り出し、改札鋏を入れて手渡してくれた。
半世紀ほどタイムトリップしたような懐かしさとめまいのような高揚感と共に近鉄冨田駅までの数分を過ごした。
なお、病院の近くに三重団地という団地があり、あるいはと思って調べたところ、元は津を県庁所在地とした安濃津県があったが、明治5年に県庁所在地を三重郡四日市に移した時、郡の名前を取って県名を三重県とした、という記述が見つかった」。
【投稿者:加藤茂孝先生プロフィール】
1942年生まれ・東京大学出身・理学博士
国立感染症研究所室長、日本ワクチン学会理事、米国疾病対策センター(CDC)客員研究員などを歴任
【「ひとこと科学」について】
専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。
科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。
https://blog.manabinomake.net/?p=822
*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について
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