【C芽】ひとこと科学74「コガネムシ」

【C芽】ひとこと科学74「コガネムシ」

 みなさん、こんにちは。

前回に引き続き、松田先生からの投稿です。

あなたの周りにはどんな似たものがありますか?

虫も他の生き物も、人間も、言葉も・・・似ているけど、実は違うものってありますよね。

その共通点と違いを知ると、「なんでなんで」もきっともっと出てきます^^

「似ているもの・似ていないもの」視点で、身の回りを見てみるのもおもしろいかもしれませんよ。

きっとたくさんの「なんでなんで」すぐ近くから出てくる気がします^^

それでは今回も、日々の中に「なんでなんで」を感じて見つけて、考えて、答えを発見して、それを立証する、

「問を立てる→思考する→発見する→エビデンスを取る」

この循環をこの記事を使って、実践してみてもらえたらと思います。

★今回の投稿★

〈タイトル〉

コガネムシ(4)

〈本文〉

 私もしばらくは飛行隊はカナブンだと思っていました。

食害を知った知人からそれはコガネムシではなくカナブンだと教えてくれました。

確かに調べてみるとカナブンは草木を食い荒らしたりはしないようです。

Webで調べると、その見分け方が写真付きで載っていました。

ポイントは羽根の付け根のところにあるマークがカナブンは三角、コガネムシは半円形の違いだそうです。

墜落した飛行隊の残骸をよくよくみるとやはりコガネムシでした。

でもこれだけよく似た昆虫で片方は草木の葉っぱをばくばく食べて生きていくのに、カナブンの方は何からエネルギーを採っているのでしょうね?

左がカナブン、 右がコガネムシ  Web による。

コガネムシ飛行隊の残骸

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これまでの「コガネムシ」の話

①11月8日(水)配信

②11月15日配信

https://blog.manabinomake.net/?p=1598

③11月22日配信

https://blog.manabinomake.net/?p=1602

投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】

1945年生まれ・京都大学出身・工学博士

原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任

専門は核融合炉システム

【「ひとこと科学」について】

専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。

https://blog.manabinomake.net/?p=822



*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について

https://blog.manabinomake.net/?p=52