【C芽】ひとこと科学73「コガネムシ」

【C芽】ひとこと科学73「コガネムシ」

 みなさん、こんにちは。

前回に引き続き、松田先生からの投稿です。

松田先生のコガネムシの話からどのくらいの「なんでなんで」が出てくるかなぁと創造しています。

今回も、日々の中に「なんでなんで」を感じて見つけて、考えて、答えを発見して、それを立証する、

「問を立てる→思考する→発見する→エビデンスを取る」

この循環をこの記事で実践してみてもらえたらと思います。

★今回の投稿★

〈タイトル〉

コガネムシ(2)

〈本文〉

 どこからこれだけ大量のコガネムシが飛んでくるのだろうと不思議に思っていました。

でも殺虫剤の効き目は数日なのでまた襲われると警戒していたときに、たまたま庭木に水やりをしていた時に大きな玉柘植に水がかかったらその中で騒ぎだしている昆虫がいることがわかり、みるとコガネムシでした。

玉柘植の表面は食われていなかったので捜索の対象外だったのです。

コガネムシはここを前進基地にしてここから食事時になると編隊を組んで出撃し今日はこの木と決めたところを爆撃します。

そのあとは焼け野原になります。

 ねぐら兼前進基地がわかったので、今度は柘植の玉全体に毒ガス兵器で全体に吹きかけると、ばたばたと落ちていきます。40-50匹くらいは落ちたでしょうか。

最近、蛾など小昆虫が非常に少なくなっています。

農薬のせいだと思います。

どうして蝉やコガネムシは少なくならないのだろうと思っていました。

コガネムシの前進基地となっていた玉柘植

毒ガス攻撃で破壊されたカナブン爆撃機の残骸(青く光る丸いもの)

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これまでの「コガネムシ」の話

①11月8日(水)配信

投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】

1945年生まれ・京都大学出身・工学博士

原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任

専門は核融合炉システム

【「ひとこと科学」について】

専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。

https://blog.manabinomake.net/?p=822



*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について

https://blog.manabinomake.net/?p=528