【C芽】ひとこと科学91「苔(その2)ー除草剤ー」
- 2024.03.20
- まなサポブログ
みなさん、こんにちは。
いよいよ春休みですね。
学びの芽育の受験生はみんな第一志望校に合格しました^^
学びの芽育では受験勉強は基本的には塾や学校にお任せして、生徒の興味・関心・課題意識にに応じた個別の学びを提供しています。
そういった多面的な学び方がこうして、実を結ぶと、「合格」というものも純粋にとてもうれしいものです🌸
みなさんの新生活に幸あらんことを願います🌸
そんな今日は、前回の松田先生からの記事の続きです。
日々の中に「なんでなんで」を感じて見つけて、考えて、調べて、答えを発見して、それを立証する、
「問を立てる→思考する→発見する→エビデンスを取る」
この循環を「ひとこと科学」の記事を使って、この春休みも、皆さんの身近なところでぜひ実践してくださいね^^
★今回の投稿★
〈タイトル〉
苔(その2)ー除草剤ー
〈本文〉
苔は日本庭園の風情があって綺麗ですが、苔の間に生える雑草を取り除くのが結構大変です。
私が庭の世話ができなくなって、次の世代に免許皆伝したしたところ、庭木の剪定などは上手くやるのに雑草を取り除くようなことは苦手で、すぐに麻薬(除草剤)に手を染めてしまいます。
すると雑草は生えない代わりに苔も生えてこなくなりました。
除草剤は繰り返し使うことになります。
このため、恐らくその植物の成長を阻害する化学物質の濃度が地中や雨水で少しずつ上昇しているのではないかと推察します。
殺虫剤と除草剤このふたつは一時的に便利なようで生体への影響リスクに気が付いたときにはなかなか元に戻すのが難しい、地球温暖化問題と似ていると思っています。
ところで写真の左がヤシオの成木で年齢は50年くらい、その右が15年ほど前に小さな苗木で買ってきた2世です。
2-3年前からようやく枝が伸びるようになりました。
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前回の投稿「苔(その1)ー世代交代ー」
【投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】
1945年生まれ・京都大学出身・工学博士
原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任
専門は核融合炉システム
【「ひとこと科学」について】
専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。
科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。
https://blog.manabinomake.net/?p=822
*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について
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