【CAS×芽育】ひとこと vol.2

みなさん、こんにちは。
先日、お知らせしました科学者の先生方の「言葉」を届ける新しい取り組み「ひとこと」からの第二弾の投稿です。
今回は、私と一緒に「市民と科学者のトークグループ CAS talk」の代表をしている加藤先生からの「ひとこと」です。
★「ひとこと」第二回投稿★
〈タイトル〉
我々はどこから来たのか?
〈本文〉
アメリカのボストン美術館にポール・ゴーギャンの印象的な絵があります。横長のとても大きな絵です。そして、絵の中に質問が書いてある珍しい絵です。質問は「我々はどこから来て、何者で、どこへ行くのか?」。どこにも答えが書いてないのです。絵を見た人はその答えを自分で探さなくてはいけないのです。しかも、一人一人答が違うかもしれないのです。
絵を眺めていると、進化の研究でも、宇宙の起源の研究でも、元素の研究でも、人の心の研究でも、なぜ戦争が起こるのかの研究でも、幸せはどのように手に入れるのかの研究でも、皆、この質問の中に含まれているかもしれない事に気付きます。ゴーギャンは絵を描く事で答えを探そうとして南太平洋の島タヒチ迄やってきたのです。ゴーギャンが自分の答えを手に入れたのかどうか分かりません。少なくとも質問を手に入れたのは確かです。
皆さんの答えは何ですか?
ボストンに行ってこの絵を自分の目で見て考えて下さい。
【投稿者:加藤茂孝先生プロフィール】
1942年生まれ・東京大学出身・理学博士
国立感染症研究所室長、日本ワクチン学会理事、米国疾病対策センター(CDC)客員研究員などを歴任

【「ひとこと」について】
専門家の先生方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。
まずは、科学者の先生方の「言葉」から発信中。
https://blog.manabinomake.net/?p=822
*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について
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