【芽育】「〇〇したい!」に変わる瞬間
みなさん、こんにちは。
学びの芽育の西川です。
今日は、学びの芽育でのお勉強の様子を少しご紹介します。
学びの芽育では、子どもたち(生徒たち)が私と一緒にお勉強する時間に勉強する内容は、「子どもたち本人が」決めます。
これは、私の譲れないポイントです。
とはいえ、最初は、子どもたちも自分で決めるのに慣れていないので、少しヒントを出します。
「例えば、漢字を10回書くとか、英単語を10個完ぺきに覚えるとか、数学の計算問題を10個解く・・・とかでいいんだよ」と話します。
そういうシンプルな課題に取り組んでいき、
毎回のセッション(授業)のなかで、
「今日は何する?」
「今日は何したい?」
「今、しないといけないことは何?」
・・・などなど、子どもたち自身が自分で自分の課題に気づくように声かけをしていきます。
そうすると、ある変化が起きます。
セッション(授業)の最初に、子どもたちから
「今日は〇〇をしたい!」
という瞬間があるのです。
成長のチャンスをつかんだことがわかります。
セッション(授業)の最初にこの言葉を発することができるというところがポイントです。
それは、私とお勉強する時間以外、つまり、日々の生活や勉強のなかで、
「すみれ先生とお勉強するときには何をしようかな?何をしたいかな?今、何をした方がいいのかな?」
ということを子どもたちが自然に自発的に考えているということです。
与えられて渡された課題より、子どもたち自身が自分自身で決めた課題の方が、子どもたちにとっては納得感があり、その課題への責任も生じます。
「自分で決めたことだから」
そう思うことが、課題完遂の重要なキーになるのです。
どんな些細なことでも、自分で決めて、それをやり遂げること、その成功体験が子どもたちの自信になります。
自信がつけば、将来つまずいたときに「あのとき、がんばれたんだから、今も大丈夫」「自分にはやり遂げる力がある」と思えます。
実際に、私もそうでした。
覚えられない難題が出てきたとき、小学4年生のときの四字熟語の成功体験が今でも支えてくれているときがあります。
とはいえ、親御さんだけで見守るのは大変な時もあると思います。
そういうときは、ぜひ学びの芽育を頼ってみてください。
親御さんだって、「親」である前に一人の人間なので、疲れる時も誰かを頼りたい時もあると思います。
学びの芽育では、子どもたちが安心してすくすく育つことができるように、親御さんのサポートにも力を入れていきたいと思っています。
みなさんとお会いできること、お話しできることを楽しみにしています。
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