【C芽】ひとこと科学 62(葉っぱの色は何色?)
- 2023.07.05
- まなサポブログ

みなさん、こんにちは。
ついに7月になりましたね。蒸し暑い日が続いていますが、バテていませんか?
私はお陰さまで先月いっぱいがんばっていたクラウドファンディング
生まれた境遇に左右されることなく、すべての子どもたちに質の高い学びを届けるためのクラウドファンディングプロジェクト
6月30日にファーストゴールの約143%達成で終えることができました。
セカンドゴールに及ばなかったのは悔しいですが、それは自分自身の力不足と反省し、74人もの皆さんにご支援いただいたことに感謝し、次のステップを一歩ずつ前に進んでいきたいと思っています。

クラウドファンディングは終わってからが始まりです。
本格的に困窮家庭の子どもたちに学びを届けていくのはこれからです。
ぜひ、以下よりプロジェクトページをご覧いただき、今後の企業協賛や子どもたちのサポートを応援いただけますと幸いです。
https://rescuex.jp/project/65426
クラファン中、がんばってきたFacebookライブのアーカイブを学びの芽育のYoutube チャンネルにもアップしています。
こちらよりぜひご覧いただき、ぜ応援よろしくお願いします。
https://www.youtube.com/@user-um3rp3gj3f
それでは、前置きが長くなってしまいましたが、今回は久しぶりに登場の中野先生!
普段、何気なく見ている「葉っぱ」その秘密に迫ります!^^
★今回の投稿★
〈タイトル〉
葉っぱの色は何色?
〈本文〉
ベランダに植えているミニバラが新芽を出しました。
若い葉なのに、紅葉したみたいに赤い色です。
一瞬、枯れてしまったのかと勘違いしそうですが、これは新芽がまだ赤ちゃんで、しっかり光合成をしていないためです。
元気な葉が緑色に見えるのは、葉が一生懸命、光合成をしているからです。
光合成に使うお日様の光は、虹に見られるようにいろんな色が混ざっています。
光合成をしているとき、葉は虹の両端の色、赤や青の光を吸収して、緑の光はほとんど使っていません。
葉が光合成に使わずに捨てた(反射した)緑色を、私たちは葉の色として認識しているのです。
秋になり、葉が光合成をやめてしまうと、葉のもともとの色である赤色や黄色が強くなり、きれいな紅葉が見られます。
生まれたばかりの葉と散る直前の葉が同じ色、というのは面白いな、と思います。

【投稿者:中野美紀先生プロフィール】
1966年生まれ 神戸大学出身 博士(理)
理化学研究所 計算科学研究センター 研究員

【「ひとこと科学」について】
専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。
科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。
https://blog.manabinomake.net/?p=822
*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について
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