【C芽】ひとこと科学 63(たんぽぽの茎)
- 2023.07.12
- まなサポブログ
みなさん、こんにちは。
7月も半ばになってきました。夏休みはもうすぐそこですね。
皆さんは、今年の夏はどこに行きますか?
私は、実は事業構想大学院の学友たちとの共同企画開催のため、8月上旬は東京主張です^^
久しぶりの東京、とても楽しみです。
こういう企画を開催予定です。主催が友人が立ち上げた法人、共催が学びの芽育となっています。
ご興味ある方は、ぜひお問い合わせください^^
企画やイベントが盛りだくさんの夏!
そんな夏にぴったりの自由研究のヒントが「ひとこと科学」にはちりばめられています。
今日は前回の葉っぱのふしぎに続き、たんぽぽの茎のふしぎです。
いつもおなじみ松田先生が届けてくださいました。
★今回の投稿★
〈タイトル〉
たんぽぽの茎
〈本文〉
このところ、黄色いタンポポの群生をあちこちでみかけます。
一様に花までの茎が長く伸びています。
一方写真は昔からよく見た光景に見えます。
土手や道端で花は地表へばりつくように咲いていました。
しかし花が終わり種となった綿帽子はたかいところにあり、これから風に乗って飛んでいこうとしているところです。
種を遠くまで飛ばすには茎が長く伸びている方が有利なので理にかなっています。
それでは地表近くに咲いた花はこのあとどうなるのでしょうか?
①花が終わりに近づくと、茎が伸びて写真のような高さになる。
②花のままの高さで綿帽子になる。
最近群生しているタンポポはどれも花のときから茎が長い。
草むらの中で日光を求めて茎が伸びるのかと思うと、そうではなく、他の草に邪魔されない場所でも花の位置は高い。
高い位置に咲く花と、写真のように地面に近いところに咲く花の違いは在来種と西洋タンポポの品種の違い?
牧野富太郎博士に聞いてみたい。
【投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】
1945年生まれ・京都大学出身・工学博士
原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任
専門は核融合炉システム
【「ひとこと科学」について】
専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。
科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。
https://blog.manabinomake.net/?p=822
*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について
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