【C芽】ひとこと科学 31「九州の『なんでなんで』」

【C芽】ひとこと科学 31「九州の『なんでなんで』」

みなさん、全国的に寒い日が続いていますね。

ここ最近、私のいる福岡でもちょこちょこ雪が降っています。

そこで、今日はいつもの配信日とは違いますが、今日は私・西川から「ひとこと科学」をお届けします。

*「ひとこと科学」については、記事末尾に紹介しています。

★今回の投稿★

〈タイトル〉

九州の「なんでなんで」

〈本文〉

「九州」といえばどんなイメージですか?

時々、九州・沖縄とひとくくりにして、南国のように思っている方がいらっしゃいます。

でも少し冷静に考えてみてください。

私のいる福岡は山口のすぐ隣です。

関門海峡(電車で10分くらい)を越えればすぐ福岡です。

でも、山口のことを南国のように思っている方とは出会ったことがありません。

こんなにすぐそばなのに、なんで九州は南国だと思われてしまうのでしょう?

実は、地図を冷静に見ると、福岡は日本海側です。

これは、今日12月18日の天気予報です。

*Yahoo!の天気予報より抜粋

雪マークが出ている地域のほとんどが日本海側ですね。

なんで今日は日本海側ばかり雪がふるのでしょう?

なんで今日は太平洋側は晴れているのでしょう?

天気ひとつとっても、地理と理科を学ぶことができます。

世の中で抱かれているイメージには、文化や歴史が隠れているかもしれません。

どんなに些細なことでも身のまわりの「なんでなんで」をたくさん見つけていきましょう!

*5歳の頃の私です(笑) 子どもの頃は5歳児より大きい雪だるまがつくれるくらい毎年積もっていました^^

投稿者:西川寿美礼プロフィール】

1981年生まれ・福岡雙葉学園(中学高校)出身・愛知大学法学部出身・事業構想大学院事業構想研究科(10期/福岡4期)在学中

塾講師と福祉職を経て「学びの芽育」を創業・「市民と科学者のトークグループ CAS talk」代表

「好き」を社会に還元する子ども講師・サポーターを育てる「学びのおばあちゃんち」を構想・計画中。

現在、「なんでなんでコンテスト」(ワークショップ)推進中。

【「ひとこと科学」について】

専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。