【ひとこと科学 28】ガラスのふしぎvol.1ーコッピやビンのつくりかたー

【ひとこと科学 28】ガラスのふしぎvol.1ーコッピやビンのつくりかたー

みなさん、こんにちは。

科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を届ける取り組み「ひとこと科学」からの投稿です。

今回は先週お知らせしていた「ガラスのふしぎ」の連載がついにスタートです!

今回の「ガラスのふしぎ」は、広瀬すずさんのCMでおなじみのAGC株式会社(旧・旭硝子株式会社)の執行役員をされている高田聡さん子どもたち向けのガラス講座として、届けてくださっています。

前回は、高田さんの自己紹介とご挨拶でしたので、今回からがいよいよスタート!

今日を入れて全5回の連載でお届けします。

この機会に皆さんの身近にある「ガラス」に興味を持ってみませんか?^^

それでは・・・

★今回の投稿★

〈タイトル〉

ガラスのふしぎ vol.1「コップやビンのつくりかた」

〈本文〉

皆さんこんにちは。

ガラスについてのお話の始まり始まり。

第1回目はガラスの作り方のお話しです。

まず、身近なビンやコップの作り方をご紹介しましょう。

ガラスの原料を溶解窯というレンガで出来た炉に入れ、1,200~1,400℃に加熱してドロドロに溶かします。

それを型に流し込んでビンやコップの形にして出来上がり!

江戸切子やクリスタルガラスは表面を刃物で加工して、その後磨いて完成。

実は私が勤めているAGCではビンやコップは作っていません。

では何を作っているのでしょうか?

それはフロート板ガラスです。

フロート?

聞いたことないですよね。

これは浮いているという意味です。

ガラスが浮いている??

何のことを言っているのでしょうか?

それは次回のお楽しみに。またお会いしましょう!

【「ガラスのふしぎ」前回までの記事】

12月2日(金)「ガラスのふしぎ」シリーズ連載スタート!

投稿者:高田聡さんプロフィール】

東京大学工学部合成化学科卒業、旭硝子株式会社(現AGC株式会社)入社

電子用ガラスの新規事業を皮切りに、様々な新事業企画・探索を行い、現在に至る。

事業構想大学院大学在学中

【「ひとこと科学」について】

専門家の方など専門分野に携わる方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

科学者の先生方や科学技術の実務の現場の方、科学コミュニケーションの活動をされている方などの「言葉」を発信中。