【CAS】ワクチン接種の有効性
- 2021.11.26
- CAS talk
こんにちは。
松田先生の新しい記事をご紹介します。
CAS talkは、ワクチン接種を推奨しているわけでも否定しているわけでもありません。
現にCAS talkのメンバーの中にはワクチン接種に積極的な人と消極的な人が混ざっています。
そういう異なる考えや価値観の人同士で、できるだけ信憑性が高く正確な情報をもとに議論し、思考することがこのCAS talkの特長です。
情報を得て、何が良いか、思考し判断する力を少しずつ、ひとりひとりが身につけていきたいと思っています。
〈要旨〉
ワクチン接種により新規に免疫を持つ人がいる一方で接種後5-6か月経過して有効性が落ちてくる人がいるため、実質的に免疫を持っている人が増えていない。
イギリスは免疫保有者が増えて間もなく終息に向かいます。
しかしイギリスで免疫保有者が増えるのは感染によるためであり、感染者が少ない日本にはあてはまりません。
日本ではあくまでワクチンにより免疫保有者を増やさなければ終息は見込めません。
ワクチンの有効性の劣化と新規接種者の有効性をともに取り入れ、免疫保有者の増加が見込める定量的なたワクチン接種計画を早急につくることが不可欠。
➤ 加藤茂孝先生コメント:
英国は、感染者が多くてもそれは余り気にしないで、むしろ死者を減らすという政策をとっています。従って感染者数はあまり気にしていません(経済の方を気にしています)。
日本もワクチン接種による免疫獲得の推進を基本にし、死者を増やさない(つまり、医療で十分ケアー出来る体制を整え、医療逼迫を起こさない)という哲学が必要になってくるのではないでしょうか。
〈参考〉
〈松田慎三郎先生のプロフィール〉
1945年生まれ・京都大学出身・工学博士
原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任
専門は核融合炉システム
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