斜めの関係も必要-家族でも友達でも学校でもない関係-
- 2021.02.15
- ニュースから
みなさん、こんにちは。「学びの芽育」代表の西川です。
最近、子どもの自殺に関する記事をよく見かけます。
子どもだけでなく、大人の自殺も増えています。
緊急事態宣言の頃から海外でも家庭内暴力が増えたというニュースを見ました。
外出規制や外出自粛で家族全員が家にいることが増えたことは家庭環境への影響が大きかったのではないかと思います。
非常事態・緊急事態という閉塞感の中で心の距離が近すぎる家族は、時として、その心の距離の近さがコミュニケーションの邪魔をするのではないでしょうか。
近しい人だけで四六時中ずっと一緒にいたら息がつまる。その結果、どうしようもない感情が暴力になるのかもしれません。
そういうとき、相談できる「だれか」がいたら少し違うのではないかなと思います。
それは、親子関係においては特に必要なように感じています。
コロナ禍で学校が休校になったり自主休校したりしていると、自ずと親子で一緒にいる時間が増え・・・。
すれ違い・空回りで感情のぶつけ合いになったり、口論になったり、時として暴力に発展したりするという話は私のまわりでもききました。
そういうなかで、「西川先生にサポートをお願いしてよかった」と言葉をいただいてとてもうれしかったです。
「あのまま親子でいたら息が詰まってた。第三者にサポートしてもらう大切さを感じた」と言ってもらえました。
日本人は、特に誰かに相談することや第三者に相談することを我慢する傾向があるように思います。
今回のような事態にあっては、我慢をしていたら限界がくるのではないでしょうか。
自分の身をまもるために、大切な家族をまもるために、一人で抱え込まず、家族の中だけで抱え込まず、「だれか」に相談してみませんか。
その「だれか」の選択肢に私が入っていたら、とてもうれしく思います。
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