「怒られる」場
先日のこと。
最近、オンライン学習室の生徒たちがこぞって遅れてきていました。
子ども達の置かれている環境も考え、あまりきつく注意せず、「遅れるときは連絡するように」と言うような声掛けをしていました。
とはいえ、遅刻の回数が重なっていたため、今回は厳しめに注意をしました。
いつもと違うテンポで違う空気感で彼らに話をしながら・・・
改めてふと思ったことがあります。
今、子ども達は「怒られる」という場さえ奪われている
コロナ禍で学びや交流の機会がうばわれるなか、どのくらいが悪いことか、どのくらいが人に迷惑をかけるのか、どのくらいが人に不快な思いをさせるのか・・・そういったことを肌で感じ、学び取る機会が奪われているのだと、改めて痛感しました。
衝突したり喧嘩したり怒られたり、笑ったり泣いたり喜んだり・・・
そういったことをとおして、社会性を身につけ、人間性を磨いていくはずなのに、その機会を閉ざされているのだと思います。
やはり、子ども達の交流を通した学びの場は急務だと感じました。
コロナ禍で子ども達の社会性や人間性をどう育んでいくか・・・
最重要課題だと思っています。
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