小学4年生のときの経験談

小学4年生のときの経験談

私自身が小学4年生の時に経験したお話を書きます。

私は小学3年生の終わりの春休みから進学塾に行っていました。

小学4年生の通常講座になると、なかなか難しい課題もありました。

そのひとつが、「四字熟語」です。

塾のテキストにある四字熟語を全部覚えて、テストをするというものです。

全部というのは少なくとも何十個かありました。

漢字だらけ・・・

そんなにたくさん漢字を覚えたことがなかった私は途方に暮れました。

そのとき、塾の先生がアドバイスをくれました。

「画用紙や厚紙に言葉と意味を書いて、トイレとか壁とか見えるところに置いておくといい」

・・・とはいえ、それで本当に全部覚えられるようになるのか半信半疑でした。

そうは言っても、テストはあります。

途方に暮れている私は藁にもすがる思いで、先生の言われたとおりに画用紙や厚紙に四字熟語の表をつくって、トイレに置きました。

トイレに行くたびに四字熟語もその意味も口に出して読んでいました。

すると・・・

なんと!

テストの日までに全部覚えられたのです!

もちろん、テストでも満点!

私がこのとき、学んだことは

・人の言葉に耳を傾けるということ

・日々のひとつずつの積み重ねが結果につながっていくということ

「今」が苦しくても、あきらめないこと。

ほんの少しでもいい、「できる」「できた」を見つけて、自分を認めてあげること。

ほんのささいなことでもいい、何かをしてみること、「動く」こと。

それがきっと何ヵ月後、何年後の自分につながっていくんだなと思っています。